犬がブラッドオレンジを食べても大丈夫!適切な量・頻度・メリット・注意点

食べ物

犬がブラッドオレンジを食べても大丈夫?

このようにブラッドオレンジを犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは?

今回は、犬に食べさせるブラッドオレンジの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。

【結論】犬にブラッドオレンジを与えても問題ない!

ブラッドオレンジは冬から春にかけて旬を迎え、甘みと酸味のバランスが良く、鮮やかな赤色が特徴の柑橘類です。

ビタミンCや抗酸化成分が豊富で、免疫力の維持や細胞の健康維持に役立ちます。

ただし、柑橘系の果物は酸が強いため、胃が弱い犬には少量から試しながら与えるのが安心です。

ブラッドオレンジの健康に役立つ栄養素は?

・ビタミンC

免疫力の維持やストレスへの抵抗力を高める

・アントシアニン(抗酸化成分)

細胞の老化を防ぎ、健康的な皮膚や被毛の維持をサポート

【表】ブラッドオレンジ100g当たりに含まれる主な栄養素

項目含有量 (100gあたり)
カロリー約47 kcal
水分約86 g
炭水化物約11.8 g
ビタミンC約50 mg
食物繊維約2.4 g
カリウム約200 mg
スクロールできます

どんな犬が食べるべき?

うちの犬はまだ若いけど、食べさせた方が良い?

消化機能がしっかりしている成犬や、ビタミンCを効率よく摂取したいシニア犬におすすめです。

小型犬や消化が敏感な犬は少量から試し、体調を見ながら与えるのが安心でしょう。

どんな時に食べるべき?

定期的に食べさせる食材なの?

ブラッドオレンジは旬の冬から春にかけて、季節の味覚を楽しむ特別なおやつとして取り入れるのがおすすめです。

毎日ではなく、週に1~2回ほどの頻度で与えると、ビタミン補給にも役立ちます。

犬が食べるブラッドオレンジの適切な量と頻度

【サイズ別】犬が食べるブラッドオレンジの適切な量

犬のサイズ適切な量(可食部)
小型犬(5kg以下)5~10g(小さじ1程度)
中型犬(5~15kg)15~25g(ひとくち大)
大型犬(15kg以上)30~50g(くし形1切れ)
スクロールできます

犬に与えるブラッドオレンジの適切な頻度は?

うちの子にはどれくらいの頻度であげるべき?

適切な頻度は週に1~2回、少量ずつが理想です。

季節のフルーツは栄養価が高く、旬のブラッドオレンジならビタミンも豊富に摂取できます。

ブラッドオレンジに関するQ&A

シニア犬がブラッドオレンジを食べても大丈夫?

シニア犬にも少量ならブラッドオレンジを与えて大丈夫ですが、週に1回程度が適切!

消化機能が低下している場合があるため、果肉のみを細かく刻んで与えると安心です。

子犬がブラッドオレンジを食べても大丈夫?

子犬にブラッドオレンジを与えるのは少量にとどめ、月に1~2回程度が安心です。

酸味が強いため、初めて与える際はごく少量から試し、体調の変化に注意しましょう。

調理工程にコツはありますか?

ブラッドオレンジを与える際は、必ず皮と種を取り除き、果肉だけを使いましょう

酸味が強いので、そのままではなく水で薄めたジュースやヨーグルトに混ぜるのもおすすめです。

加熱すると風味が変わるため、生のまま細かく刻んで与えると食べやすくなります。

犬がブラッドオレンジを食べる際の3つの注意点

過剰摂取を避けることが重要

ブラッドオレンジは酸味が強いため、過剰に与えると胃に負担をかけ、消化不良や胃腸の不調を引き起こす可能性があります。

特に、胃が弱い犬や消化器官に問題がある犬には注意が必要です。

適量を守って与えることが大切です。

シトラスアレルギーのリスク

一部の犬はシトラス類にアレルギー反応を示すことも

アレルギー反応が現れると、かゆみや皮膚炎、呼吸困難などの症状が出る場合があります。

初めて与える際は少量から始め、様子を見るようにしましょう。

糖分に注意が必要

ブラッドオレンジは甘みが強く、糖分を多く含んでいます。

糖分の摂りすぎは、肥満や糖尿病のリスクを高める原因

特に体重管理が必要な犬には注意し、少量を頻度よく与えることを避けましょう。

まとめ

今回は、犬に食べさせるブラッドオレンジの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。

愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように!

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