犬がパクチーを食べても大丈夫!適切な量・頻度・メリット・注意点

食べ物

犬がパクチーを食べても大丈夫?

このようにパクチーを犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは?

今回は、犬に食べさせるパクチーの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。

【結論】犬にパクチーを与えても問題ない!

パクチーは独特の香りを持つハーブで、春から夏にかけてが旬の食材です。

抗酸化作用のあるビタミンCやデトックスを促す成分が含まれており、犬の健康維持にも役立ちます

しかし、香りが強いため好みが分かれやすく、初めて与える際は少量から様子を見ながら与えることが大切です。

パクチーの健康に役立つ栄養素は?

ビタミンAが豊富で、犬の視力維持や皮膚の健康をサポートしてくれます。抗酸化作用のあるビタミンCも含まれ、免疫力を高めるのに役立ちます。

・ビタミンA

犬の視力維持や皮膚の健康をサポート

・ビタミンC

抗酸化作用で、免疫力を高める

【表】パクチー100g当たりに含まれる主な栄養素

項目含有量(100gあたり)
カロリー23kcal
水分92g
炭水化物3.7g
ビタミンC27mg
カルシウム67mg
食物繊維2.8g

どんな犬が食べるべき?

うちの犬はまだ若いけど、食べさせた方が良い?

消化機能が安定している成犬や、抗酸化作用を必要とするシニア犬におすすめです。

小型犬でも少量なら問題ありませんが、香りが強いため好き嫌いが分かれることもあります。

どんな時に食べるべき?

定期的に食べさせる食材なの?

パクチーは抗酸化作用が期待できるため、定期的に少量ずつ取り入れるのが理想的です。

特に旬の春から初夏にかけては香りが豊かになり、季節の変化を楽しむ機会にもなります。

犬が食べるパクチーの適切な量と頻度

【サイズ別】犬が食べるパクチーの適切な量

犬のサイズ1回あたりの適量(目安)
小型犬(5kg未満)1〜3g
中型犬(5〜15kg)3〜5g
大型犬(15kg以上)5〜8g

犬に与えるパクチーの適切な頻度は?

うちの子にはどれくらいの頻度であげるべき?

週に1〜2回が目安で、少量ずつ与えるのが理想です。

旬の時期に採れた新鮮なパクチーは栄養価が高く、より効果的に取り入れられます。

パクチーに関するQ&A

シニア犬がパクチーを食べても大丈夫?

シニア犬でも少量なら問題なく、週に1回程度が適量です。

消化機能が低下している場合もあるため、細かく刻んで無理のない範囲で与えましょう。

子犬がパクチーを食べても大丈夫?

子犬には少量を週に1回程度なら問題ありませんが、まずはごく少量から様子を見ましょう。

消化器官が未発達なため、刻んで柔らかくするなど工夫が必要です。

調理工程にコツはありますか?

新鮮なパクチーをよく洗い、農薬や汚れをしっかり落としましょう

細かく刻むことで消化しやすくなり、犬の負担を減らせます。

加熱すると香りが和らぎ、苦手な子でも食べやすくなります

犬がパクチーを食べる際の3つの注意点

パクチーにアレルギー反応を示す犬がいる

パクチーは一部の犬にアレルギーを引き起こすことがあります。

特に皮膚や消化器系に異常を感じた場合は、与えるのを中止しましょう。

アレルギー反応には、かゆみや嘔吐、下痢が含まれることがあります。

腎臓疾患のある犬に注意が必要

パクチーにはカリウムが含まれており、腎臓に負担をかける可能性があります。

腎臓疾患がある犬には特に量を控えめにし、獣医師と相談するのがベストです。

無理に与えすぎると、健康を悪化させることも。

消化不良を起こす可能性がある

パクチーは香りが強いため、消化器官が敏感な犬に与えると不快感を引き起こすことがあります。

最初は少量から始め、犬の反応を見ながら量を調整しましょう。

過剰に与えると、下痢や腹痛の原因となることがあります。

まとめ

今回は、犬に食べさせるパクチーの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。

愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように!

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